2014年度修了生

更新日:2020年11月11日

氏名

谷田 真一(たにだ しんいち)

大学院NP養成コースに入学するまでの経歴

 私は、藤田保健衛生大学を卒業後、希望であった当院心臓血管外科病棟で2年勤務しました。その後心臓血管外科で勤務する以上超急性期を知ることは必須と考えICU病棟へ異動し3年間勤務しました。

NPを目指したきっかけ

 NP養成コースを知ったきっかけは、大学時代の卒業論文担当教授からの勧めでした。それは、「患者の最も近くにいる看護師が、患者の病態の変化に気づくことは多く、状況に合わせたタイムリーな薬剤調整など行えれば患者にとって絶対に役立つはず」と感じていた私の目標とピッタリ合致したものでした。

 また、生理学や薬理学など治療・看護を行うにあたっての根拠を改めて学べることは魅力的でした。

NPとしての活動内容・やりがいを感じるところ

 私は、当院での一期生としての勤務開始でした。当院では、業務内容から看護部ではなく診療部にFNP室という部署を設け、そこに所属し各診療科に配置するという方針で勤務が開始されました。3年間各診療科をローテートしながら、フィジカルアセスメント・治療計画の立て方、手術手技など一から医師に教育いただき大変有意義でした。

 また、FNPは実際に何ができるのか?カルテ権限は?給与(手当て)は?とFNPのシステム何もかもが試行錯誤の中でのスタートでしたが現在は確立しつつあります。

 4年目からは心臓血管外科に固定配置となり、現在は手術室とICUを中心にFNPとして活動しています。手術室では第2助手を中心にバイパスグラフトの採取【写真①】や閉創も行います。ICUでは、循環・呼吸管理を中心に術直後の管理を総合的に実施します【写真②】。これらは特定行為だけでなく、様々な医療処置を合わせて行っています。また看護師教育やコメディカルとの連携・調整も重要な役割です。

 医師とはカンファレンスから術前・術後と常に帯同・連携していることで情報共有がなされ、互いの信頼関係を持って、チーム医療・タスクシフトへ貢献しています。


【写真①】

冠動脈バイパス術において、心臓を栄養する冠動脈という血管の一部が狭くなっているところに、その血管の代わりを果たす血管として右の大腿より大伏在静脈を採取しているところです。

(画像左側がFNP谷田)









【写真②】

心臓や大きな血管の手術を受けた直後は、全身状態の安定化のために多くの薬剤を必要とします。個々の患者さんの状態に合わせて、タイムリーに薬剤の調整を行うことも可能です。







ちょっとプライベートをお見せします

 平日と週末ではメリハリをもった働き方ができています。週末は家族やペットとのんびりした時間を過ごしています。

これからNPを目指す人へのメッセージ

 治療の根拠を学び、それを実際に生かしていく。治療に積極的に関わることは責任を伴いますが、それだけやりがいがあるものです。まだまだ始まったばかりのNP教育です。日本国内でどのように発展していくか未知の部分も多いですが、NPのパイオニアとして一緒に頑張りましょう。