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研究に関する説明文書(工事中)

更新日:6月7日

作成日:西暦2024年4月22日


研究課題名:

PICC(末梢挿入型中心静脈カテーテル)挿入及び管理における施設間差異とその要因分析

 

本研究は藤田医科大学の医学研究倫理審査委員会で審査され、研究機関の長の許可を得て実施しています。

 

1.研究の対象

2024年4月以降、調査実施段階で、日本国内において成人を対象にPICC(末梢挿入型中心静脈カテーテル)挿入及びその管理に携わっている医療従事者(職種は問いません)

 

2.研究目的・方法・研究期間

研究の目的:

 末梢挿入型中心静脈カテーテル(以下PICC)は、主に上腕の静脈より上大静脈に挿入される主に薬剤投与のための輸液路の一種であり、従来の鎖骨下静脈、内頚静脈あるいは大腿静脈より挿入される中心静脈カテーテルと比較して、一般に致死的合併症が少ないとされています。

2015年に厚生労働省により開始された看護師の特定行為に係る研修制度に位置付けられた特定行為38行為21区分のうちの1つであり、医師のみならず特定行為研修を修了した看護師によっても国内各施設で実施されています。

 現在、国内では複数企業よりPICCが販売されており、それぞれの製品における推奨の挿入手順や管理方法が存在しています。このカテーテルの管理方法には、PICC挿入時に事故抜去を防ぐために行われるカテーテルを皮膚へ固定する方法、挿入後の消毒及びフィルムドレッシング等の交換方法・頻度、日常生活上の患者指導をはじめとした項目が含まれます。

しかし、実際にはさまざまな理由からその推奨の方法によらない管理もなされていることが予測されます。例えば、カテーテル固定具は1個あたり定価1,000円程度のものが販売されていますが、米国疾病対策センター(CDC)による「血管内カテーテル由来感染の予防のためのガイドライン」においては、96時間以上7日間を超えない範囲でカテーテル刺入部皮膚をクロルヘキシジンアルコールによって消毒した上でフィルムドレッシングを交換することが推奨されており、PICC製造販売各社(以下、各社)もこのガイドラインに沿った管理を推奨しています。したがって、各社はフィルムドレッシング交換の際にカテーテル固定具も同時に交換することが望まれますが、診療報酬点数においてはカテーテル固定具の交換を中心静脈注射の算定要件としていないため、実際にはコスト削減のためにカテーテル固定具の交換頻度を減じて管理されている可能性があります。

また、これまで本邦においてこれらPICCの挿入及び管理方法に関して全国的な調査が実施された報告はありません。

 今回の研究では、日本初の調査として、PICC挿入及び挿入後の管理を実施する医療従事者を対象に、アンケートを用いて成人患者に対するPICC挿入とその管理における現状調査を行い、各社推奨の方法によらない管理方法を選択している場合には、その理由を併せて調査し、さらには合併症の頻度についても可能な限り調査を行います。

今回の調査により得られた結果を、PICCの挿入及び管理に関わる本邦の医療従事者に対し情報提供を行うことにより、各施設でのPICC管理の参考にしていただき、PICC管理の質改善に貢献したいと考えております。

なお、この研究は、企業等からの資金提供は受けていません。また、この研究に関連する企業と研究者等との間に、開示すべき利益相反はありません。

 

研究方法:

成人に対しPICC挿入及び管理を行う医療従事者を対象にアンケート調査を行います。

 

調査期間:

倫理審査委員会承認日〜2024年9月30日を予定しておりますが、回答数の状況によっては期間の延長を行うことがあります。

また、調査期間(アンケートの受付期間)に引き続いて、いただいたデータの解析を行います。

 

3.研究に用いる試料・情報の種類

 匿名でのアンケート回答(PICCの固定方法、フィルムドレッシング等の交換頻度等)

 

4.外部への試料・情報の提供 

収集されたデータの提供は、特定の関係者以外がアクセスできない状態で行います。

 

5.研究組織

本学の研究責任者: 

藤田医科大学病院 FNP室 主任 廣末 美幸

 

研究代表者:

藤田医科大学病院 FNP室 主任 廣末 美幸

 

共同研究機関:

藤田医科大学 看護学科 松田 奈々

NTT東日本札幌病院 診療支援部 診療看護師室 岡村 英明

川西市立総合医療センター 福添 恵寿

訪問看護ステーションオリナス 原 光明

 

  本研究に関するお問い合わせ先:

藤田医科大学病院 FNP室

担当者:廣末 美幸

愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1-98

電話:0562-93-9275

e-mail:fnp-hana●fujita-hu.ac.jp

●を@に変更してメールを送信してください

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