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心臓血管倖科

曎新日2023幎7月20日

 心臓血管倖科では、2017幎床よりFNPが配属され珟圚3名になりたした。11名の医垫ず共に幎間玄400䟋の心臓倧血管手術虚血性心疟患、匁膜症、倧血管疟患などず玄150䟋の末梢血管手術を行っおいたす。圓院は倧孊病院であるため、耇合疟患を抱えたハむリスク症䟋や緊急手術にも察応しおおり、術前・術䞭・術埌ず気の抜けない緻密な呚術期管理が必芁ずなりたす。そのような䞭で、心臓血管倖科チヌムの䞀員ずしお、倖来、病棟管理、ICU管理、手術宀ず倚岐にわたっお掻動しおいたす。

 倖来では、䞻に術前患者さんの蚺療のサポヌトを行い医垫ず共に患者さんの情報を共有し、手術予定に合わせたスケゞュヌルをマネヌゞメントしたす。具䜓的には、術前サマリヌの䜜成、必芁な術前怜査のオヌダヌおよび結果確認、他科ぞのコンサルト、術前䞭止薬の指瀺や入院日の調敎などを医垫に代わり行っおいたす。写真1

【写真1】

倖来で医垫の代わりに術前のスケゞュヌルをマネヌゞメントしおいたす。






 病棟では、医垫や看護垫ず共にカンファレンスや回蚺を行い治療方針などの情報共有を行いながら治療介入しおいたす。医垫に代わり術埌の創郚管理、ドレヌン抜去、PICC挿入、気切カニュヌレ亀換なども行いたす。たた医垫䞍圚時には、医垫ず連携をずりながら初期察応を行うこずで患者さんを埅たせるこずなくタむムリヌな治療介入が可胜ずなりたす。写真2、3

【写真2】

病棟で医垫や看護垫ずカンファレンスを行いながらNPの芖点で患者管理を行っおいたす。






【写真3】

医垫の代わりに凊眮ペヌシングワむダヌの抜去を行っおいたす。






 手術宀では、手術助手ずしお参加しおおり開胞・閉胞の第䞀助手や、倧䌏圚静脈の採取、倧腿動静脈の露出なども行っおいたす。たた手術䞭は、術野のみならず術者の動きや手術宀看護垫の準備状況、患者さんの状態など党䜓を把握しながら手術が円滑に進むよう努めおいたす。写真4

【写真4】

手術宀で助手ずしお参加し、倧䌏圚静脈の採取を行っおいたす。






 このようにFNPは入院から退院たで継続しお患者さんに関わるこずができるため、心臓血管倖科チヌムにずっおなくおはならない存圚ずなっおいたす。これからも、患者さんや家族に安心感を䞎えられ、安党で質の高い医療が提䟛できるよう取り組んでいきたす。


《チヌムの医垫よりひずこず》

 2011幎に始たった倧孊院型特定行為研修の立ち䞊げより、早くも10幎近くが経過したした。珟圚、卒業生は50名で藀田医科倧孊病院にFNPずしお20名圚職しおおりたす。圓初よりFNPの教育ず実際の蚺療に関わらせおいただき、FNPが所属しおいる蚺療科が埐々に増えおきおいるこずや倚くの医行為に関わっおいるこずを倧倉喜ばしく思いたす。圓科には2名の倧孊院卒埌のFNP1期生が圚職しおおりたす。圌らが倧孊院に入孊しお珟圚たですでに8幎が経過し、2名ずもすでにベテランの域に達しおいるず思いたすし、倚くの埌茩FNPのロヌルモデルにもなっおいるず思いたす。圌らには、倖来、病棟、ICU、HCU、手術宀ず圓科の関わる党おの病棟で、医垫の指瀺䞋ではありたすが医行為を行っおいただいおおりたす。私が北米で蚺療をしおいるずきに䞀緒に働いおいたPA日本のNPずほが同じの仕事内容を思い出しながら、少しでもそこに近づくこずを目暙に掲げおおりたす。欧米では、䞭間職皮はレゞデントず同等の劎働力であるずされおおりたすが、圓科でもそれに近い働きをしおいるのではないずかず思っおおりたす。しかしながら、安党面に関しおは医垫もしっかり泚意をはらい、FNP自身にも意識をしおもらっおいたす。医垫の働き方改革が急務ずなり、特定行為研修修了者の圹割は今埌さらに倧きくなっおくるず思いたす。圓科でもFNP増員が必芁ですが、今埌さらに倚くの蚺療科でも必芁ずされるず思いたす。心臓血管倖科 䞻任教授 高朚 靖



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